概要
Googleは、AIモードにおいて「進展中のトピック」向けのリンクカルーセルを導入しました。これにより、タイムリーな記事が一部のAI生成応答内で目立つように配置されます。
この機能は、Google検索のプロダクト担当副社長であるロビー・スタイン氏がXへの投稿で発表しました。すでにAI Overviewsで提供されていた機能が、今回AIモードにも拡大された形です。
進展中のトピックに関する特定の検索において、AI生成応答のセクション間に、記事へのリンクが横一列に表示されます。例として、ベルギーで最近発見された金塊に関する検索が挙げられています。
各記事カードには、画像、見出し、情報源、公開日が示されます。Googleの目的は、AI検索を通じて、ユーザーがオリジナルの報道や多様な視点に容易にアクセスできるようにすることです。
このリンクカルーセルは5月に、AI検索ユーザーをオリジナルの報道や異なる視点に結びつけるための更新の一部として初めて導入されました。その際、Preferred Sourcesもカルーセル内で強調される可能性が言及されています。
今回の発表によると、Preferred Sourcesとして選ばれたユニークな情報源は60万を超え、5月の34万5千から増加しています。
このカルーセルは、AIモード内の小さな引用に比べて視覚的により大きなリンク配置を生み出すため、クリック数の増加やインプレッションの視認性向上につながる可能性があります。ただし、Googleは「一部の検索」にのみ表示されるとしているため、進展中のトピックに関するすべてのカバー範囲で常に表示されるわけではありません。
AIモードからのリンクはSearch Consoleのインプレッションとクリックを生成しますが、現時点ではこの特定のカルーセルを分離してフィルタリングする機能はありません。
解説
今回の発表は、Googleが生成AI検索結果における情報源の明確化と、質の高いコンテンツへの誘導を重視していることを強く示唆しています。特に進展中のトピックは情報の速報性と正確性が求められるため、信頼できる情報源へのアクセスがユーザーにとって非常に重要です。
パブリッシャーにとっての大きなポイントは、従来の小さな引用リンクよりも視認性の高いリンクカルーセルに掲載されることで、クリック率やインプレッションの向上が期待できる点です。これにより、AIモードからの検索トラフィック獲得の機会が増える可能性があります。
この機会を捉えるためには、まず「進展中のトピック」に関する一次情報や独自の視点を持つコンテンツを迅速かつ正確に公開することが重要です。そして、そのコンテンツがGoogleにPreferred Sourcesとして認識されるような、サイト全体のオーソリティと信頼性を高める努力が不可欠となります。
ただし、リンクカルーセルは「一部の検索」にのみ表示されるとされているため、全てのコンテンツでこの恩恵を受けられるわけではない点に注意が必要です。また、現時点ではSearch Consoleでこのカルーセルからのデータを個別に分析できないため、効果測定には他の指標と合わせて総合的に判断する必要があります。
Googleは引き続きAI体験内の様々なリンクデザインをテストしているとのことなので、今後の変更にも注目し、高品質なコンテンツ提供とSEO戦略の調整を継続していくことが賢明でしょう。
- 掲載元: Search engine journal
- 公開日: 2026-08-25T17:39:07+00:00

Google Brings Developing-Topic Link Carousels To AI Mode via @sejournal, @MattGSouthern