概要
Googleは、GeminiとFlowのユーザーに対し、AIが生成した画像、動画、音楽に表示される目に見える透かしをオフにする機能を提供します。ただし、目に見えないSynthID透かしとC2PAメタデータは引き続き埋め込まれます。
解説
今回のアップデートは、ユーザーにAI生成コンテンツのクリエイティブな自由度をさらに高めるものです。目に見える透かしは、デザインやコンテンツの統合において邪魔になることがありましたが、この機能により、より自然な形でAIを活用できるようになります。特に、AI画像をWebサイトのバナーやプレゼンテーションのスライドに組み込む際など、視覚的な一貫性が求められる場面で有効でしょう。しかし、ここで最も重要なのは、「目に見える透かしをオフにしても、コンテンツの透明性と出所追跡可能性は損なわれない」という点です。
SynthIDとC2PAによる不可視の透かしは常に埋め込まれており、GeminiやGoogle検索の「About this image」などのツールを使って、そのコンテンツがAIによって生成されたものであるかを確認できる仕組みが維持されます。これは、Googleがクリエイティブなコントロールと安全性・透明性のバランスを取ろうとしている明確な意思表示と言えます。誤情報の拡散防止や、AI生成コンテンツの倫理的な利用を促進する上で非常に重要な機能です。
また、C2PAの検証を開発者が直接アプリケーション内で行えるようにするC++ライブラリCredentioのオープンソース化は、コンテンツの真正性に関する技術が広く普及し、信頼性の高いデジタルエコシステムが構築されるための大きな一歩となります。ただし、インド、韓国、ベトナムなど、法的に目に見える透かしが義務付けられている国ではこの設定が利用できない可能性があるため、ユーザーは居住地の規制を確認する必要があります。この機能は、AI活用における表現の幅を広げつつ、同時に責任あるAI利用を促すためのGoogleの取り組みを象徴するものです。
- 掲載元: Search engine journal
- 公開日: 2026-08-17T17:00:44+00:00

Google Lets You Turn Off Visible Watermarks In Gemini via @sejournal, @MattGSouthern