概要
Googleの2026年3月コアアップデートは4月8日に完了しました。ロールアウトには3月27日から4月8日までの12日間を要し、これはGoogleが示した2週間という予測期間内でした。
今回のアップデートはGoogleによって「通常のアップデート」とされ、関連するブログ記事や新しいガイダンスは公開されていません。約5週間のうちに確認されたアップデートとしては、2月のDiscoverコアアップデート、3月のスパムアップデートに次いで3回目となります。
アップデート完了後、Search Consoleでパフォーマンスの比較分析を行うことができますが、Googleは信頼性の高い分析のために、完了後少なくとも1週間待つことを推奨しています。
コアアップデート後のランキング変動は、必ずしもサイトがポリシーに違反したことを意味するものではありません。これはウェブ全体のコンテンツ品質を再評価するものであり、一部のページが上昇し、他のページが下降するのは自然なことです。
Googleは、Search Consoleで2025年5月13日から約11ヶ月間にわたりインプレッション数を過剰に報告していたログエラーを修正しました。クリック数やその他の指標はこのバグの影響を受けていません。
この修正は今後数週間かけて展開され、その期間中に報告されるインプレッション数が減少する可能性があります。実際のサイトパフォーマンスは変わらないため、昨年5月以降インプレッション数が異常に高かった場合、このバグが原因である可能性が高いです。
Google CEOのSundar Pichai氏は、AIモデルが「ほぼ全てのソフトウェアを破壊する可能性がある」と述べ、AI展開におけるソフトウェアセキュリティの隠れた制約について言及しました。AIが脆弱性の発見を加速させることで、攻撃者が悪用するまでの期間が短くなるという見解を示しています。
GoogleのJohn Mueller氏は、SEO業界で「グル」という言葉が誤用されていることに対し、「自らをSEOグルと称する者は、全く無知な詐欺師である」と厳しい見解を示しました。彼は「SEOは信念に基づくものではなく、誰もすべてを知っているわけではなく、時間とともに変化する」と強調しています。
解説
今回の「SEO Pulse」は、直近のSEO業界の大きな動きが凝縮された内容でした。特に注目すべきはコアアップデートの完了とSearch Consoleのインプレッションバグの修正でしょう。
コアアップデートについては、完了後すぐに慌てて結論を出すのではなく、Googleが推奨するように少なくとも1週間待ってからSearch Consoleのデータを詳細に分析することが重要です。アップデート後の変動はサイトの品質再評価によるものであり、違反とは限りません。変動要因を特定し、コンテンツの改善に繋げましょう。
Search Consoleのインプレッションバグは、昨年5月以降のレポートに影響を与えています。もし自社のインプレッションデータが不自然に高かったと感じていた場合は、このバグが原因である可能性が高いです。
修正が展開される間は、インプレッション数ではなく、クリック数を主な指標としてパフォーマンスを評価するのが賢明です。また、2025年5月13日をデータの異常発生ポイントとして記録し、過去のデータと比較する際に考慮に入れる必要があります。
Sundar Pichai氏のAIとソフトウェアセキュリティに関する発言は、SEOの日常業務とは直接関係ないように見えますが、ウェブサイトのインフラとセキュリティの重要性を再認識させるものです。AIによる脆弱性発見の加速は、常に最新のパッチを適用し、依存関係を監査することの必要性を高めます。サイトのセキュリティ対策は、間接的にSEOにも影響を与えるため、継続的な注意が必要です。
John Mueller氏の「SEOグル」に対するコメントは、SEOが常に進化し、誰一人として完璧な答えを持っているわけではないという本質を改めて示しています。SEOの専門家としては、常に学び続け、変化に適応し、データに基づいて判断する姿勢が求められます。安易な「秘策」や「絶対」を謳う情報には慎重に対応すべきでしょう。
SEOは常に変化する動的な分野であり、最新の動向を正確に把握し、批判的に分析し、実践に活かすことが成功への鍵となります。
- 掲載元: Search engine journal
- 公開日: 2026-04-10T12:30:00+00:00

Core Update Done, GSC Bug Fixed, Mueller On Gurus – SEO Pulse via @sejournal, @MattGSouthern